世界各地を歩いてその地の印象を刺繍に、人々の生活や民族刺繍もご紹介します。
イギリス・プルバラ
パーハム パークの入口
イギリス貴族の二代に亘る刺繍のコレクションが飾ってあるパーハムパーク 。
ウエストサセックスのプルバラに、17世紀から20世紀までのすばらしい刺繍を、 イギリス中から集めた館があります。石造りの古い館の名は「パーハム パーク」その 数知れない刺繍の中でひと際目立つのが、バージェローの作品です。バージェローは ニードルポイントの技法の一つで、長い針足でキャンバスを埋めつくし、さまざまな 模様を作ります。
パーハム パークの作品にイメージを得て。
copyright(c) 2000 Chieko Hoshiai
ロングクッションの一部
同じステッチを使っても針運びによってまったく違ったデザインになります。
copyright(c) 2000 Chieko Hoshiai
「
らぶりーなう
」掲載作品
バージェローは他のいくつかの名前でも呼ばれています。ハンガリアン・ポイント、フローレンタイン・ステッチ、フレーム・ステッチなどです。それはこのステッチがどこで考え出されたのか、謎に満ちているからです。 それを証明するかのようにここの作品も、イギリスやイタリア人によって制作されています。
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現在最も素晴らしいと言われている、イギリスで1610〜20に作られたバージェ ローのベッドカーテン。ウールと絹糸が使われています。内側はサテン地に絹糸のエンブロイダリーで埋め尽くされ、1585にフランスで作られたもの。その時代の王妃カトリーヌ・ド・メディチと皇太子妃メアリー・スチュアートによる作品と言われていましたが、現在では否定されています。
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バージェローとしては多分最も早い時期の作品で、麻地にウール糸で刺し、壁紙として使っています。イタリア人によって(1560〜85)に作られたもので、傍によると美しさとその量 に圧倒されます。
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バージェローのウォールハンギング 朱とブルーはウールで、バックグラウンドは金と銀の絹糸で。 多分イギリスで作られたもの。(1660〜85)
撮影:星合千重子
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